英語教育が低学年化が進んでいる日本。
2018年には小学3年生から必須化となり、2020年度には小5から教科化の実施が決定されていて、どんどん英語教育への関心が高まっていますよね。
私たち保護者世代では珍しかった「英語教室」も、今ではポピュラーな習い事になっていて、「英語は3歳までに始めなければいけない!」など、不安を煽る厳しい意見も飛び交っていますが、実際のところ、そうとは限りません。
私自身も大人になってから英語を学習したのにペラペラ喋れるようになった友人を数多く見てきましたが、しっかりと身に付けれた人の共通点は「楽しんでいる」ということでした。
英会話教室に通っている子。恋人が外国人の子。学習方法は人それぞれではあったものの、話を聞いていても、「英語、楽しんでるんだなぁ~」と伝わってきました。
ずばり英語を学習するコツは、「楽しく英語と触れ合い遊び感覚で学習すること」。
楽しみながら学習することで、無理なく飽きなく、継続して学び続けれるのです。
英語は遊び感覚で自然に触れ合うことで、苦手意識を解消できる!
親があまりにも教育熱心になりすぎてしまうと、子供に「苦手意識」を植え付けてしまうことも。
そもそも「脳」の記憶の仕方は「意味記憶」という覚えようと意識した知識の記憶と、「エピソード記憶」という感情や出来事に基づき、意識して覚えようとしたわけではない記憶の2種類があります。
対立的な2つの記憶ですが、「エピソード記憶」には無意識に覚えた記憶なのに意味記憶より忘れにくいという特徴があります。
確かに自分の学生時代を振り返ってみても、死に物狂いで覚えたはずの単語はテストで出てこないのに、マザーグースのハンプティーダンプティーを完璧に歌えてた。なんて経験があります。(笑)
特に意識して覚えたわけではないのに、英語が苦手な私がなぜマザーグースのハンプティーダンプティーをマスターしていたかというと、「面白かったから」。
この記憶方法こそが「エピソード記憶」なのです。
要するにガリガリ熱心に勉強したのに苦手意識が強ければ記憶力も悪くなる傾向にあり、楽しいとう先入観がある勉強方法の方が、自然と習得でき、しかも忘れにくい性質があるのです。