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文科省も認めた!2020年英語教科化、プログラミング学習必修化でどうなる?

2020年小学校英語「教科化」!

それでは、まず小学校での英語の「教科化」っていったいどうなるのか?ご紹介していきましょう。2020年から小学校の5、6年生で英語が「教科化」されることをご存じでしたか? 2020年からの完全実施に向けて、2018年から徐々に導入が始まります。

教科化で何が違うのか?

以下のような違いがあります。

・英語の検定教科書が登場
・成績が評価される
・授業時間が年間70時間(週2コマ相当)ほどになる
・英語の「読み・書き」も習うようになる

現在5、6年生の英語は、必修とされていますが、特に授業時間も決まっておらず、英語を総合学習の時間や学級活動の時間に入れて指導されている現状です。教科書も特にありませんし、成績として評価されることもありません。授業も英語に触れて親しむということに主眼が置かれており、歌やゲームなど遊びの中で英語に触れる内容になっていて、小学校によって内容や取り組み方も違っています。

しかし、英語が教科化されると、国語や算数と同様な扱いとなります。まず、今までになかった小学校の英語検定教科書が登場します。また教科化後は、授業時間は年間70時間程度、週2コマ程度確保する必要があります。

また、現状では5,6年生では、「話す」「聞く」中心で、歌やゲームなど英語に親しむ取り組みでしたが、英語の「読み書き」も内容に盛り込まれていくと思われます。今までよりも「より系統性を持たせた指導」が行われることになります。ただし、中学校で学ぶ内容を単に前倒しするのでなく、小学校の発達段階に応じた内容になると文部科学省は言っています。

小3年生からの外国語活動でどうなるか?

小3、小4で、現在小5,6でやっていた「話す・聞く」中心の学習が前倒しされていくこと思われます。週1コマ程度、年間35時間授業が増えることになります。

英語の体験や、外国語の音に慣れることや、積極的にコミニュケーションするなど、英語を学ぶということもさることながら、「コミュニケーション能力の素地」を養うことに主眼が置かれています。

小学校英語教科化の問題点

指導者はどうする?

一番の不安点は、指導者をどうするかということです。2014年9月の調査では、小学校教員で中学校の英語教員免許を持っているのは4.1%だそうです。

現状では、担任教師がALT(外国語指導助手)の先生と連携して授業を行っています。しかし、教科となるとどんな内容にするのか、ALTの先生の質を高めることができるのか、音楽の専科の先生のように、英語の教科担任を作るのかなどと進め方についても議論されています。

また英語の授業のための教員の研修や研究も行われていますが、全国的に粒の揃った質の高い英語の授業にするには少し不安が残ります。

授業時間数の問題

また文部科学省が、悩んでいるのは授業時間の問題です。小学校高学年の一週間の授業数は全部で28コマ。小学校現場では、これが限度だそうです。現在英語を週1コマ35時間行っているとしても、教科化には、もう1コマねじ込まなければなりません。

そのため、土曜日や長期休暇を利用するか、あるいはモジュール学習として毎日10分程度の帯学習をするかなど検討されています。

いずれにしても、現状の学習内容を減らすことなく英語をきちんと勉強できるのか調整中のようです。

英語嫌いにならない?
この記事を書いたひと
D-SCHOOL オンライン編集部

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