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いつから始める?「早期英語教育」のメリット&デメリット

2018.9.27 reisuke

2.早期英語教育のメリット・デメリット

2.1.メリット

  • ・英語耳・英語脳が形成される
    臨界期までに英語教育を始めると、英語の音を聞き分けられる「英語耳」や、脳内に「英語で考える領域」が形成される。英語耳が形成されると、日本人が苦手な「R」と「L」、「B」と「V」、「子音で終わる語」などの聞き分けや発音が可能に。また、英語脳が形成されることで「日本語→英語」という翻訳作業がなくなり、母語の影響を受けずに習得が可能。
  • ・楽しみながら学べる
    年齢が低いうちに始めると、ゲームや歌などの楽しいことから英語に触れることになるので、苦手意識を持たなくなる。
  • ・土台ができるので学校教育で有利
    小学校から英語が必修化・教科化されるため、早く始めれば自信につながる。
  • ・視野・世界が広がる
    英語を話せるようになれば、より多くの人や文化に触れる機会ができるので、視野が広がり、世界に目を向けられるようになる。

2.2.デメリット

早期英語教育の最大のデメリットは「母語の未発達」で、下記のような影響を及ぼす可能性があります。

  • ・どちらの言語も出なくなる
    母語の発達段階あるいは言葉が出る前に始めると、1つのものに対して2つの呼び方が存在することになるので混乱し、言葉自体の発達が遅れることも。
  • ・思考能力の未発達
    人間には頭の中で物事を考える言語が存在するため、思考能力も未発達となり、感情を表現できなくなる危険性も。
  • ・セミリンガル(ダブル・リミテッド)になる
    セミリンガルあるいはダブル・リミテッドとは、日本語も英語も話せるが、どちらの言語も年齢相応のレベルに達しない中途半端な状態のこと。母語が形成されるまで表面化しない怖さがある。
  • ・日本人としてのアイデンティティを失うことも
    基本は日本文化や習慣などを理解・尊重した上で、他文化・他言語に触れる方が望ましい。

3. テクノロジーを活用してメリットを伸ばし、デメリットを抑えよう!

3.1. メリットを伸ばすには

早期英語教育成功の秘訣は、「楽しむこと」に重点を置くこと。なぜなら、子どもは楽しいから覚え、楽しいからもっと覚えたいという気持ちが芽生えるからです。下記を参考にメリットを伸ばしてみてくださいね。

  • ・スマートフォンやタブレットを活用
    スマートフォンやタブレットを活用し、興味があるアプリや動画、ゲームなどで遊びながら英語を吸収する。
  • ・インターネットを活用
    インターネットを活用し、英語だけでなく英語圏の文化にも触れて、関心を広げる。
  • ・プログラミングを学びながら英語も学ぶ
    小学生なら、必修化されるプログラミングを学びながら、自然に英語を学ぶのも効果的!プログラミング学習は論理的思考力や問題か解決力などが育まれるので、英語教育においても有効。

3.2.デメリットを抑えるには

デメリットを抑えるためには、テクノロジーの活用と英語教育のスピードに気を配ることです。以下の点に注意して進めるようにしましょう。

  • ・英語だけでなく日本語のコンテンツやアプリも活用し、母語の発達に役立てる
  • ・母語の発達段階は無理をせず、歌や動画などから徐々に始める
  • ・無理強いをしない(嫌がるときは、しばらく休む)
  • ・お母さんは常に子どもと日本語で話す(英語で話しかけられても日本語で)

まとめ

早期英語教育は自発的な学習ではなく、親の意向によるものです。もちろん子どものことを考えてのことですが、強要するのは逆効果。子どもが「楽しむこと」が成功へのカギです。メリット・デメリットをよく理解して、英語教育を成功させましょう!

この記事を書いたひと
reisuke

オーストラリア在住。ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育の分野を中心に幅広いジャンルで執筆中!