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IT起業家たちの子ども時代をのぞいてみよう! イーロン・マスク編

2019.1.8 Yuriko A.

IT起業家の子ども時代をのぞいてみよう! 3回目はイーロン・マスクをご紹介します。マスクは宇宙開発を行う「スペースX」と電気自動車を開発する「テスラ」のCEOです。つねに驚くような発表を行うマスクですが、2017年秋にはロケットで東京―ハワイ間を30分で結ぶという発表を行いました。2022年以降を目指すとのことですが、度肝を抜くトピックでした。現実となるかどうかは未来にならないとわかりませんが、夢があります。また、マスクは2018年6月、タイの洞窟に少年たちが閉じ込められた事故でも、いち早く救済を表明し、すぐに現地に飛んでいます。これほどの実行力であれば、小さい頃からスポーツ万能だったのでは、と想像するかもしれませんが、運動は苦手でした。豊富なエピソードをもち、まるで映画の主人公のような人生を歩むイーロン・マスク。超人的でもありますが、意外な一面ももちあわせています。

1. 祖父から受け継いだDNA

その意外な一面とは、イーロン・マスクを語る上で欠かすことができない家族の存在です。マスクの母方のルーツはアメリカにあります。型破りだった祖父はアメリカからカナダに移り住み、カイロプラクティックで大成功しました。しかし、政治に不満を抱き、すべてを投げ売ると新天地である南アフリカへと渡ります。そして診療所を開設、また成功し、たくさんのメイドたちが身の回りの世話をし、パーティーを盛大に行うような生活をしていました。祖父は自家用飛行機を所有し、さまざまな場所にも旅しています。このことがマスクの人生に大きな影響を与えました。
父はエンジニアでこちらも事業で成功、大豪邸を建てています。母は学生時代からモデルをしていたというスタイルと美貌、まるでおとぎ話のような環境に育っています。ちなみに映画『アイアンマン』は、マスクをモデルにしたのではないかといわれていますが、真相は定かではありません。

2. 宇宙開発は民間主導に

そんなおとぎ話のような環境で育ったイーロン・マスクが目指しているのは、人類の火星移住です。宇宙ビジネスへの参入は著名な起業家がこぞって行っており、マーク・ザッカーバーグ(Facebook CEO)やジェフ・ベゾス(Amazon CEO)、日本では堀江貴文さんなどが有名です。アメリカではいち早く、国としての方針転換や法整備を行い、民間主導で宇宙開発ができる環境を整備しています。日本でも2016年に宇宙活動法などの成立を受け、民間、特にベンチャー企業が参入し始めました。堀江貴文さんが出資するベンチャー企業が2017年秋からロケットを打ち上げ、話題となりました。
スペースXはロケットの開発以外に、ロケットの再利用も行っています。ロケットの打ち上げには何百億という資金が必要ですが、再利用することによって大幅なコストダウンになり、スピード感をもって開発が進みます。
デジタル化が加速したことも宇宙ビジネスに関連しています。航空機や自動車の現在地の測定、スマートフォンからの位置情報などはGPS衛星から得られます。今後この分野の拡大が予想され、宇宙はもはや夢や希望を語るだけの場所ではなくなりました。地球のビジネスを考える上で切り離すことができないものとなっています。
それでは、イーロン・マスクの子ども時代をのぞいてみましょう。

企業家たちの子ども時代をのぞいてみよう!イーロン・マスク編
この記事を書いたひと
Yuriko A.

エディター。理系の出版物を多く担当する。新しいテクノロジーの情報収集に余念がない。趣味は料理、香辛料を使ったものが得意。