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IT先進国に学べ!IT教育が発展している国に共通する特徴と日本の現状-パート2

2019.4.26 reisuke

2.IT先進国に共通する教育の特徴

次に、「IT先進国」と評価される国に共通する教育の特徴をご紹介します。

2.1.早期のIT教育

  • ・「IT先進国」と言われる国では、小学校低下学年からIT教育が始まる。遅くても中学生で導入される。
  • ・政府がITの重要性を理解しているため、IT環境が整っている。
  • ・プログラミング言語の学習だけでなく、理論的思考の向上を目指している。

2.2.教員のレベル・指導者の質の高さ

  • ・各教員のレベルに合わせたIT研修が準備されている。教員は学校の長期休暇中に研修を受ける。
  • ・教員の自主性が重んじられ、使用する教材は教員が自由に選定する。つまり、選定できるだけの能力と知識があるということ。
  • ・教員は最低でも大学院で修士号を取得している。
  • ・オンライン教室や自主学習で教員が自らIT能力を高めている。
  • ・教員や教育関係者を支援するIT教育を統括する機関が存在する国もある。
  • ・IT教育を推進することで、次世代の教員を育てている。

2.3.環境

  • ・エストニア・スウェーデン・フィンランドでは義務教育が無償。つまり、国が教育を重視しているということ。
  • ・政府主導でIT教育が推進され、IT環境が整っている。
  • ・「自立性」「創造力」を育む教育姿勢。
  • ・教師が教えるのではなく、生徒に発見させる授業を行う。
  • ・学校自体がIT化されている。
  • ・タブレットの活用。スウェーデンでは1人1台支給の学校もある。
  • ・エストニアの小学1年生のスマホ保有率は90%超え。校内での使用も許されている。

まとめ

IT教育が発展するIT先進国では、教育現場だけでなく学校運営もIT化され、さらに社会全体のIT化も進んでいます。日本は世界のIT先進国に学びながら、独自のIT教育、IT化社会を築くことが求められているのかもしれません。これからの時代を生きる子どもたちが確実に能力を身につけられるように、学校教育だけでなく、家庭レベルでのIT教育に取り組んでみてはどうでしょう。

この記事を書いたひと
reisuke

オーストラリア在住。ライター・翻訳者・日本語教師という3つの顔を持つ。政治・経済・教育の分野を中心に幅広いジャンルで執筆中!