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親子でプログラミング

2019.5.9 Kida

2020年には小学校で必修となるプログラミング。それ以前に小学校を卒業してしまう子を持つ親としては、今のうちに我が子にもプログラミングを学ばせておきたいなんて思いもあるはず。けれど自分自身がプログラミングについて理解できていない場合、「何を勉強すればよいのか」、「そもそも何からはじめて良いのか」などなど疑問は尽きません。けれどその状態は「親子で一緒に勉強をする」というまたとないチャンス。そのチャンスを活かしてゆくためのポイントをお届けします!

1. 親子でプログラミングを学ぶことのメリット

1.1. 親の学ぶ姿勢を見せる事ができる

子供のころに親に言われて嫌だった言葉ランキングというのを作成したら「勉強しなさい!」はかなり上位に入るはず。大人としての自我が芽生えつつある思春期の子供は、上から目線で「勉強しなさい」と言われても素直に従いたくないものです。それを解消するポイントとなるのは「一緒に勉強してみよう」という態度です。これが算数や国語ですとどうしても「教える」という立ち位置になりがちですが、プログラミング初心者であれば「一緒に学ぶ」という事が抵抗なくできるはずです。
子供の手前、知らない事があると…なんて心配に思うかもしれませんが、知ったかぶりをする必要はありません(むしろ間違った答えを子供に伝える方が大問題です)。知らないことは素直に知らないと伝え、一緒に調べてみましょう。ああでもない、こうでもないと共に悩み、理解できれば、納得する楽しさを親子で共有できますし、学ぶ楽しさを実感として伝えてゆくことができるんです。

1.2. 親としてプログラミングを理解できる最後のチャンス

小学校の必修科目にもなるプログラミングですから、今後はより多くの人がプログラミングに触れるようになってゆくはずです。そんなときに「自分だけが知らない」というのは抵抗がありますよね。かといって仕事で使う予定がないものを一から勉強するのもつらいもの。子供が勉強するついでに自分も学んでおくというのは、プログラミングを理解する最後のチャンスなのかもしれません。

 

2. プログラミングについて親が理解しておきたい最低限の事

2.1. 文系・理系はあまり関係ない

プログラミングというと理系のものというイメージがあるかもしれませんが、一概にそうとは言えません。確かに最新のIT技術などはまさに理系な分野です。けれどプログラミングという事だけにフォーカスすれば、理系も文系も関係ないものです。実際に世の中では文系出身のプログラマーが数多く活躍していますし、逆に理系出身でもプログラマーとしてはイマイチという人も数多くいるものです。ウチの子は算数が苦手だから…とか、理科は好きじゃないみたいだし…なんて事は全く気にする必要はありません。

2.2. やりたい事を理路整然と言葉にするのがプログラミング

プログラミングに全く触れた事が無い人ですと、そこは完全にブラックボックス。人によっては、よくわからない機械語が、パソコンの黒い画面に緑色っぽい字があふれ出るもの…なんてイメージがあるかもしれませんが、それは完全に誤解です。
そもそもプログラミングということをざっくり言いますと以下の3つの作業となります。

①やりたい事を整理する
②やりたい事を理路整然とならべる
③やりたい事を相手(この場合はパソコン)に伝える

これは誰かに何かを伝える際の基本的な動作ですよね。相手が人間であれば、多少のあいまいさは許容されます。けれど、パソコンが相手の場合、とにかくきっちりと伝えなくては思うような動作をしてくれません。そこが人に伝えるという事とプログラミングとの大きな違いとなっています。

プログラミングを始めたばかりの子供は上記①~③を直感的に行ってゆきます。親としては、せっかくの人生経験を活かして、できる限り論理的に考えてゆきましょう。それを子供の直感的なアイデアと比較する事によって、親子でのプログラミング学習はより効率的になってゆきます。

 

3. 親子で学べるプログラミング教材にはどんなものがあるの?

子供向けのプログラミング教材で有名なものとして「マインクラフト」と「Scratch」があります。「マインクラフト」はゲームとしても楽しめ、そのゲームの世界を構築しながらプログラミングが学べる教材です。もう一方の「Scratch」はプログラミングを通してアニメーションやゲームなどが作成できます。
それぞれどちらが優れているという事はありません。選ぶ基準としては「子供がどちらに興味を持ちそうなのか」という部分につきます。いずれも入門用の本が発売されているので、初心者でも安心してトライする事ができます。
なお「マインクラフト」も「Scratch」も、子供向けとは言え、非常によくつくられています。やりたい事を整理して、それらを理路整然と並べるといった作業はきっちりとこなしてゆかなくてはなりません。それは大人にとっても良い刺激になってくれますし、物事を論理的に考える訓練にもなるものです。

 

総括

パソコンやスマホが生活の中でなくてはならないアイテムとなった現代社会。その基礎を支えているのがプログラミングですから、最低限でも理解しておく事は、子供にとってはもちろんの事、親にとってみても何かと役に立つ可能性があるものです。せっかくのチャンスですから、親子でプログラミング学習にチャレンジしてみてください。

この記事を書いたひと
Kida

博士(理学)を取得後、IT系コンサルティング会社に勤務。その後フリーランスに。海外とのやり取りも多い今日この頃です。

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